エマージェンシーセットの中身をご紹介
登山をする上で注意しなければいけないのが遭難や怪我などのトラブル。
そういったトラブルは必ず不意にやってくるものなので、登山を趣味にする方であればエマージェンシーキットは用意しておくべきアイテムの一つ。
そこで今回は僕( Hossy)が普段、山へ行く時に持っていってるエマージェンシーセットの中身をご紹介したいと思います。
エマージェンシーセットに何を加えればいいか悩んでいる方、これから道具を揃えていきたいと考えている方は参考にしてください。
ただ、どこに行くのか?何に重きを置くのか?など、個人の考え方によって中身は変わってくると思うので、あくまでも目安程度に読み進めていただけるとありがたいです。
エマージェンシーセットの中身一覧
①エマージェンシーケース
②ティッシュ・絆創膏・薬
③ヘッドランプ
④滅菌ガーゼ・ホッカイロ
⑤ポイズンリムーバー
⑥ライター
⑦十徳ナイフ
⑧マダニ除去器具
⑨エマージェンシーブランケット
⑩補修用ダクトテープ
エマージェンシーケース
エマージェンシー類の諸々を入れているのがGranite Gear First Aid Air-Pocket。
ケースは目立つように赤色にし、例えば僕が動けない状態で誰かに助けてもらう場合、他の人が僕のザックを覗いた時に一目でエマージェンシーセットだと分かるようにしています。
僕は基本ソロでしか登山には行かないので、エマージェンシーセットの中身も一人分しかありません。そのため、ケースも小さめのを選んじゃっているのでペラッペラですが、本来は防水性能も備えたケースの方が安心できると思います。
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ティッシュ・絆創膏・薬
ちょっとした擦り傷などに対応するためのティッシュや絆創膏。薬は解熱剤や痛み止め、下痢止めを入れています。
ちなみに画像には写っていませんが、軟膏も常備。ヒルに噛まれた際に指でつまんでヒルジン(ヒルの唾液に含まれる血液の凝固を妨げる物質)を押し出し、そのあと軟膏を塗って絆創膏を貼ることで、痒みや傷跡が早く治りました。(あくまでも個人の感想)
そのため個人的には軟膏もエマージェンシーセットの中に入れておくことをおすすめします。
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ヘッドライト
PETZLから販売されている超小型サイズのエマージェンシーヘッドライトPETZL e+LITE。
本体重量がわずか26gしかないのですが、照射力は40ルーメンあり、水深1mで30分間つけても大丈夫な防水性能(IPX7)も備えています。白色光で暗闇を照らしてくれるのはもちろん、赤色LEDも搭載しているので自分の位置を知らせるシグナルとしても使用可能。
何より嬉しいのが電池を入れてる状態でも10年間の保存ができる点。とりあえずエマージェンシーセットの中に入れっぱなしにしておいてもいざという時は問題なく使えます。
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滅菌ガーゼ・ホッカイロ
絆創膏では賄えない、擦り傷や切り傷の面積が大きい場合のために滅菌ガーゼをエマージェンシーセットに入れています。
ホッカイロは意外と四季を問わず、使う場面が多いです。特にテント泊やキャンプなどでは想定よりも寒くなることもあるので、そういった時にホッカイロがあるとありがたみを感じます。
貼るカイロ、貼らないカイロそれぞれ持っておくと、使い分けることができて便利です。
ポイズンリムーバー
虫刺されや蛇に噛まれた時の応急用で購入したドクターヘッセルのインセクト・ポイズンリムーバー。夏にアウトドアを楽しむ機会が多い方は準備しておきたいアイテムです。
登山やキャンプを趣味にしていると蜂やアブ、ブヨなどに刺される可能性があります。そういった時のためにポイズンリムーバーを備えておくと症状の悪化やかゆみを軽減することが可能。
虫に刺された箇所にポイズンリムーバーを当ててレバーを引き、唾液や毒を吸い取る仕組み。使用方法は難しくないので落ち着いて迅速に行動することが大事になってきます。
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ライター
コンビニなどでも手に入るBICライター(フリント式)もエマージェンシーセットの中に常備しています。ライター自体の重量は約12g。
一般的なライターではありますが、発火石を使用して着火するフリント式のライターかつイソブタンガスなので、標高が高い環境でも点火させやすいのが特徴。
遭難した際などいざという時に活用できそうで持っており、今のところガスバーナー用のライターを忘れた時に役立っています。
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十徳ナイフ
7つの機能を持ったヴィクトリノックス社のスイス・アーミ・ナイフ・クラシックSD。
ナイフ、ハサミ、マイナスドライバー、ヤスリ、ピンセット、爪楊枝、キーリングの機能が付いて重量は21g。いざという時にナイフとハサミが必要になると思い持ち歩いていますが今のところ出番はありません。
エマージェンシーセットの中にガーゼなども入っているので、そういったものを切る場面で必要になってくると思います。キーリングに付いている青いのは下記で紹介するZpacksの1g Tick Removerというマダニ除去器具。
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マダニ除去器具
超軽量なマダニ除去器具Zpacksの1g Tick Remover。重量がわずか1gしかなく、サイズも100円玉ほどしかありません。
マダニは感染症のリスクが高く、刺咬されることでSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染する可能性もあります。SFTSは咬まれてから6日~2週間程度の潜伏期間の後,38度以上の発熱や消化器症状(食欲低下,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛)などの症状が出てしまい、重症化すると死亡することも…。
マダニは手などで無理に取ろうとしてしまうと口器がちぎれて皮膚の中に残ってしまう場合があるので、マダニ除去器具は持っておいた方がおすすめ。専用の除去器具でなくても、ピンセットなどでも対応できるのでエマージェンシーセットの中に入れておきましょう。
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緊急用ブランケット
予期せぬ事態で日帰り登山の予定が1泊になってしまった緊急時用のSOL Emergency Blanket。
体に巻き付けることで体から発する熱の約8割を反射し、体温の低下を防ぐ仕組み。例え夏場でも夜の山で過ごすとなるとかなり冷え、低体温症を防ぐためにも必要なもの。
1,000円以下で購入でき、重量も70gほどなので、いざという時の心配を少しでも減らすために一枚エマージェンシーセットの中に忍ばせています。UL界隈ではグランドシートとしても活用されているそうなので、そのうちもう一枚買う予定。
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補修用ダクトテープ
テントやウェア、登山靴が破損した時のリペアキットとして持ち運んでいるのがSOLのダクトテープ。
接着力が強く、耐水性能があるテープで、幅は5cm長さ127cm。1ロールの重さは約20g。1度友人の靴底が剥がれた時にこのダクトテープを巻くようにして補強したことがあります。
登山は長く続けるほど不意に道具が壊れることもあるので、リペア用のテープを持っていると安心できます。特にテントやポールが破損した場合、かなり悲惨な状況に陥る可能性もあるので、テン泊するときは持っていくようにしましょう。
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エマージェンシーセットの中身紹介まとめ
以上、紹介した10個をエマージェンシーセットの基本形にしており、他にも予備のコンタクトレンズなどを入れてケースはほぼパンパンになります。
冒頭でも述べましたが、今回紹介したエマージェンシーセットは僕に合う中身だと思っています。今後増える道具もあれば、いらないと感じて減らす道具もあるかもしれません。
色々な山に登って経験が増えると考え方も変わったり、それこそエマージェンシーセットの中身も少しずつ変化する可能性もあると思います。
これからもたくさんの山へ行き、今後も登山を趣味にするのであればエマージェンシーセットは必ず必要になるものなので、みなさんもぜひ今回の記事を参考に色々と揃えてみてください。
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